※黄色の文字部分を新たに追加しました。(05/03/29追加UP) |
1947年 |
6月3日、鹿児島県知覧生まれ。 |
1949年 |
京都に移る。 |
1952年〜 |
寺の長男であったため、5歳の頃からなかば強制的にお経を教えられる。
幼い頃に受けた唯一の音感教育(?)だったのかもしれない。 |
1955年〜 |
学校2年生の頃、実家の2階に下宿していた大学生のお兄さんからギターの手ほどきを受ける(たしかELVISの「LOVE ME TENDER」を教えてもらったように記憶している)。そして、世の中に“ロックンロール”なるものがあることを知る。しかし、それが何を意味する言葉なのかはわかっていなかった。まだこの頃は音楽にのめり込んでいたわけではなく、野球と相撲が大好きな、ごく普通のスポーツ少年であった。 |
1960年〜 |
13歳の頃から歌が好きになり、その当時のポップスを歌いまくる(エルヴィス・プレスリー、レイ・チャールズ、ナットキング・コール、ハリー・ベラフォンテ、プラターズ…等)。中学2年生の頃、自らの意志でギターを始め、本格的に音楽にのめり込む。 |
1963年〜 |
ビートルズに刺激を受け、ドラムやベースを始め、一人多重録音に熱中する。この頃からオリジナル曲を作り始める。 |
1966年〜 |
京都のクラブなどで、ギターの弾き語りをするようになる。この頃からジャズの影響を受けるようになる。 |
1967年 |
20歳で独習でピアノを始める。ひたすら耳コピでの練習に励む。ピアノが空席になった京都のジャズ・バンドにギャラなしで志願するなど、武者修行の時代を送る。 |
1971年 |
ジャズ・グループ(荒川たつひこBAND)等に参加。この頃、後にスタジオ・セッションなどでよくプレイすることになる、ベースの高水健司(大仏)達に出会う。 |
1972年 |
上田正樹とバッドクラブ・バンド結成を。この頃WEST ROAD BLUES BAND達と京都のライブハウス(拾得)等で、よくセッションを行なう。 |
1973年 |
オリジナル・ディランを筆頭に大塚まさじ、西岡たかし、西岡恭三、金森幸介など、多くのフォーク系アーティストのライブやレコーディングに参加。 |
1974年 |
金森幸介、加川良、岡林信康などのレコーディングで、細野晴臣、鈴木茂らと出会い、それがきっかけとなりハックルバックの結成へとつながる。 |
1975年 |
上京。鈴木茂とハックルバックを結成。ティン・パン・アレイのメンバーとしてツアーやレコーディングに参加する(吉田美奈子、大滝詠一、細野晴臣…etc)。 |
1976年 |
L.A.レコーディングによる1stアルバム『SUPER MARKET』をリリース。その頃からシンセサイザーに傾倒していく。 |
1977年 |
2ndアルバム『Time』をリリース。青山純、伊藤広規、鳥山雄司、ペッカーらとセッション・グループ、ハイタイムスを結成。吉田美奈子、山下達郎などのレコーディングに参加。 |
1979年 |
3rdアルバム『オリエント』を発表後、L.A.に本拠地を移す。エイモス・ギャレット、スペンサー・デイビス、マリア・マルダー、ランディ・クロフォードらと活動をともにし、高い評価を受けた。1stアルバム『SUPER MARKET』にも参加しているエイモス・ギャレットがジェフ・マルダーとともに日本でのツアーを敢行した際、佐藤はキーボードで参加。そのうち新宿ロフトでライブ・レコーディングされた貴重なテイクが、ジェフ・マルダー&エイモス・ギャレット『ライヴ・イン・ジャパン』としてドリームズヴィルからリリースされている(YDCD-0048)。 |
1982年 |
いち早くLynn DRUMなど用いた画期的サウンドの4thアルバム『awakening』を率いて82年に帰国。
その後、コンピューターをヒューマン・タッチに駆使した独特のサウンド手法で次々とオリジナル・アルバムをリリースした。 |
1983年 |
企画アルバム『SEASIDE LOVERS』に松任谷正隆、井上艦とともに参加。オリジナルを3曲レコーディング。 |
1984年 |
「Sun Glow」(『THIS BOY』収録)が、コスギ産業「ジャンセン」CFイメージ・ソングとなる。
アルバム『SAILING BLASTER』リリース。 |
1985年 |
「アンジェリーナ」がコスギ産業「ジャンセン」のCFイメージ・ソングとなる。
その後も「ジャンセン」のCFでは継続的に佐藤博の曲が起用され、「Shiny Lady」、「記憶の中の未来から」もオンエア。
この3曲は、この年にリリースされた新曲入りコンピレーション・アルバム『THIS BOY』に収録されている。 |
1986年 |
アルバム『SOUND OF SCIENCE』リリース。 |
1987年 |
「Future File」(『FUTURE FILE』収録)が、東京建物CFイメージ・ソングとなる。
「Sweet Inspiration」(『SAILING BLASTER』収録)が、テレビ朝日『EAT9』のオープニング・テーマとなる。
同番組のエンディング・テーマは「I Want To Hold Your Hand」(『SOUND OF SCIENCE』収録)。
この年に始まったフジテレビ『ねるとん紅鯨団』で、「Funky Multi」(『FUTURE FILE』収録)があたかもテーマ・ソングのように流れ始める。
アルバム『FUTURE FILE』リリース。 |
1988年 |
「Seat For Two」(『AQUA』収録)が、丸大食品「適塩食生活」CFイメージ・ソングとなる。
アルバム『AQUA』リリース。 |
1989年 |
アルバム『TOUCH THE HEART』をリリース。この年の秋、小学館ビッグコミックスピリッツでホイチョイプロダクションが展開していた人気コラム「極楽スキー'90」の音楽版として、書き下ろし曲2曲(「EVEの朝を」、「Never Fall in Love」)を収録したコンピレーション『SNOW LAND '90』がリリースされる。 |
1990年 |
アルバム『Good Morning』をリリース。 |
1991年 |
アルバム『Self Jam』をリリース。 |
1992年 |
ゲイリー・カッツにリ・プロダクションをあずけた、コンピレーション『PROSUMER』をリリース。お母さんと赤ちゃんのための企画アルバム『ゆりかごのうた』(挿し絵:永田萌)リリース。 |
1993年 |
アルバム『HAPPY & LUCKY』をリリース。 |
1994年 |
田中芳樹原作『七都市物語』オリジナル・サウンドトラックをリリース。 |
1995年 |
アルバム『ALL OF ME』をリリース。 |
1996年 |
アルバム『Oracle』をリリース。 |
1998年 |
1998 FIFAワールドカップのオフィシャル・サポート・ソング「THE FIGHT」をオルケスタ・デル・ソルのためにペン・ネームHIRO P.J.で作曲。シングル「THE FIGHT」はエイベックスからリリースされている。 |
2000年 |
1stアルバムから現在に至までの全作品の中から本人がセレクト&リマスタリングし、新録を加えた全35曲入りのコンプリート・ベスト『FLY TO YOU 2000』をリリース。 |
2002年 |
様々な作品に生ピアノやフェンダー・ローズで参加。テクノロジーを知り尽くした後にきた原点回帰的なアコースティックなアプローチに注目が集まる。スイートベイジルSTB139にて2年半ぶりのライブ活動を再開。 |
2003年 |
2ndアルバム『Time』がリイシューされる(ボーナス・トラックとして1st
アルバム『SUPER MARKET』から5曲を追加収録。細野晴臣とのスペシャル対談、本人による楽曲解説付き)。
佐藤博のオフィシャル・サイトがオープン。最新ミニ・アルバム『THAT'S ALL RIGHT』発売。スイートベイジルSTB139にてライブ開催。 |
2004年 |
1月20日、スイートベイジルで行なった久々のライブで、新曲2曲と「七つの子」、「シャボン玉」を佐藤博流に新解釈した新録、および「ON THE WIND」、「Hopeful Heart」、「Lonesome Dove」をエディット&リマスターした7曲入りのCD『Amazing』を限定発売。その後ファンからのご要望にお応えする形で当サイトのSHOPで販売開始。10月30、31日、原宿Blue Jay Wayにて2 DAYS LIVEを行なう。今剛、マイク・ダン、渡嘉敷祐一、奥沢明雄というメンバーで、佐藤博の新機軸となるサウンドを実現した。会場で予約販売した3曲入りCD「Take it」は12月からSHOPにて販売開始。 |
2005年 |
村井邦彦のアルバム『COMPOSITIONS』収録の「白いサンゴ礁」で、村井邦彦、細野晴臣、佐藤博がコラボレーション。アルバムのライナーには3人による貴重な対談も掲載されている。
8月 トランぺッター市原ひかりのデビュ−・アルバム”一番の幸せ”を鈴木茂と共にプロデュース。xxx
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2006年 |
5月 『AMAZING ll』の発売を記念して原宿Blue Jay Wayにてライブを行う。出演:佐藤博、青山純、岡沢章、奥沢明雄、青山陽一、中島正雄、Shingo、Mickey.T、Mayna、Mari Tabata。 |
2007年 |
2月 ユーミンやYMOを育てた川添象郎が手がける大型新人SoulJaのメジャー・デビュー・シングル「DOGG POUND」をサウンド・プロデュース。
6月 SoulJaの2ndシングル「rain」をサウンド・プロデュース。
8月 ドリームズ・カム・トゥルーが4年に一度行っている大規模なツアー『DREAMS COME TRUE WONDERLAND 2007』で、音楽監督を務める。その会場限定で、ベスト盤『CREAMY AQUA』を発売。
9月 SoulJaの3rdシングル「ここにいるよfeat.青山テルマ」をサウンド・プロデュース。
11月 SoulJaの1stアルバム『Spirits』をサウンド・プロデュース。 |
2008年 |
1月 青山テルマ「そばにいるね」をサウンド・プロデュース。SoulJaの「ここにいるよ」のアナザー・ストーリーとして制作されたこの曲は、この年最大のヒットとなる。「日本で最も売れた着うたフル楽曲」としてギネスから認定を受ける。
4月 ヒップホップグループIHLのニュー・シングル「ロマンチスタ」をサウンド・プロデュース。C/W曲「I HAVE LOVE 2008」は佐藤博の提供楽曲。
6月 SoulJaの『Spirits』のリニューアル・パッケージ『SPIRIS:X'tended』で、インスト曲「Epilogue~happy~」を手がける。
9月 スライ&ロビーがカバーした「そばにいるね」(英題:「HURRY HOME」)をサウンド・プロデュース。同曲が収録された彼らのアルバム『AMAZING』がグラミー賞にノミネートされる。「HURRY HOME」は歌唱を担当したレディ・トラフィックのアルバム『TRAFFIC』にも収録されている。
10月 SoulJa X Misslimの「記念日・home」をサウンド・プロデュース。
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